【受けループ考察2】受けループvsクチート軸

お久しぶりです。GWが終わり一段落してポケモチベも高いのでブログを更新することにしました。
S15も残り1週間ですね、私シーモアはいつものゲンガバレル受けループを使って何とか2100を超えることができました。ここまで来たら自分自身の最高レートを更新したいです(迫真)構築記事についてはS15が終わってから改めてブログのほうに書こうかと思っています。

さて、ここからが本題
普段受けループを使っててクチート軸が重いと感じる方、またクチート軸のパーティを使って受けループはどのように崩すことができるかについて語っていく記事となります(唐突)

メガクチートvs受けループのポケモンたちと有利不利について
グライオン
これは言わずもがな。身代わりと守るを上から繰り出すことができてクチートにもこれを抜ける手段がありませんので引かざるを得ない対面です。ポイヒ発動する前に後出しする場合には叩き落とすには注意しましょう、毒毒玉を叩き落とされたクソザコグライオンを誕生させてはいけない(戒め)
グライオンはそんなに物理耐久があるわけではないので、じゃれつくでもかなりのダメージを受けてしまうためにサイクルとしてクチート相手に受け回すのは厳しいです。このような理由からグライを誘いやすいクチート入りには先発グライオンが選出されることが多いです。
エアームド
耐性の鬼。クチートの素早さの上を取れていれば上から鉄壁を積むことが安定して受けにいくことが可能です。ゴツメやらを叩き落とされてクチートが裏に引っ込むことが多い印象、早いクチート・炎の牙クチート相手には不安定になってしまいますがクチートへの後出し性能は比較的信用できる枠だと言えるでしょう。
・ヤドラン
叩き落とすが抜群ですが、メガヤドランになれば大したダメージ量は受けられないので勝てます。メガヤドラン-クチート対面では電磁波から入れば剣舞をされても上から鉄壁を積めるので受け切ることが可能です。なので、クチート軸で戦う際にはクチートに電磁波が入らないように慎重に立ち回る必要があります。ヤドランがクチートに後出しした場合、打ち負ける可能性が高いということにも重要です。
クチートが剣の舞をするタイミングでヤドラン後出し→ヤドランのメガ進化、クチートのじゃれつく(ギリギリ耐える)、ヤドランの電磁波→ヤドランの怠ける、クチートのじゃれつく(このタイミングでクチートが麻痺引かなければヤドランは落ちる)
のような展開になるとヤドランは打ち負けてしまいます、これに関しては実際に体験してみたほうが分かりやすいでしょう。気になる人はダメージ計算回してみて、どうぞ。
このように、ヤドラン-クチート対面はシビアであり状況に応じて有利と不利が変わってくるのでそれを考えながら立ち回るのがとても大事になってきます。
フシギバナ
めざ炎持ち、なやみのたね持ちはどちらともクチートにとっての天敵です。しかしメガバナは不意打ちが等倍で通ってしまうためクチートにゴリ押されることもあります。後出しなら怪しい対面ですが型次第では多少フシギバナが有利だと思います。
モロバレル
モロバレルの技範囲が悪/草/毒なのでクチートにら全てを半減以下に抑えられてしまうので不利な対面です。ほとんどのクチートが叩き落とすから入ってくるイメージ、持ち物が無くなるのは辛いですが胞子を打って逃げることができるので後続でクチートをより安全に見ることができます。単独では不利ですが、起点にはされない枠だと考えてもらえるとイメージしやすいと思います。
・ラッキー
ち い さ く な る
電磁波・毒毒持ちラッキーは起点にすることができますがラッキーに小さくなられた場合には連続で技を当て続けないと上から身代わりを貼られてしまうために完全に起点にされてしまいます。型によって有利不利の関係が思いっきり変わってくるポケモンクチート使いは大変そうだと思った(小並)
バンギラス
受けループのバンギラスの技範囲は悪、岩であることが殆どであり、起点にすることができます。起点にされることを防ぎたい&後出しを許したくないならバンギラス地震を搭載することを強くオススメします。

クチート軸のパーティはどのように受けループを崩そうと考えるか?

上記でまとめたような受けループのメンツの対クチート性能を強いクチーターの方なら、おそらく知ってる前提でパーティを組んでくるでしょう。今まで遭遇した受けループを崩すクチート入りの並びについていくつか動きを紹介します。

1.クチート+ポリゴン2の並び
ポリゴン2トリックルームメガクチートで暴れる、いわゆるポリクチの並びですね。例えば
グライオン-ポリゴン2の対面からどのように崩されるか考えてみましょう。こちらの選出はグライオン、ヤドラン、ラッキーと仮定します。

グライオン 守る
ポリゴン2 トリックルーム
グライオン ラッキーに引く
ポリゴン2 クチートに引く
→ラッキー 地球投げ
クチート つるぎのまい
→ラッキー ヤドランに引く...
の流れになるとクチートを誰も受け切ることが出来なくなってしまいます。ポリゴン2トリックルームでグライのみがまもを抜けられるのが強いです。受けル側の上記プレイングも一部を変えればクチートを受け切ることができるので良ければ考えてみてください。

2.挑発ボルトロス+クチートの並び
エアームド、ヤドラン、グライオンに対して有利でありボルトロスを見るために選出されるラッキーも挑発を入れられるため小さくなるでも誤魔化しにくいです。裏は鉢巻ガブリアス等が多い印象、トリル要素はないのでエアームド+バンギラスのような並びで有利に戦えると思います。

クチート軸の並びに関しては以上です。単にクチートだけでなく他のポケモンが選出されることを考えると、どのポケモンクチートを処理するか・隙を作らないようにするかを考えることは非常に重要になってきます。


無駄に長い記事でしたがここまで読んで頂いてありがとうございました。プレイングや構築を考える上での助けになれたら幸いです!

【S12シングル使用構築】催眠ネムループ【最高&最終レート2137】

うぃぃぃぃっす!どうも〜シーモアです!
S12お疲れ様でした!
この記事ではシングルレートS12の中盤〜後半にかけて主に使用していた構築について解説をしていきます。
S12は過去作産解禁により受けループは逆風だと言われてましたが、メイン&サブロム共に2100↑に乗せられ、自身の最高レートも更新することができたのでとても満足しています。
メインロムのTNはシーモア、サブロムのTNはユウナで潜っていました。対戦していただいた方々、ありがとうございました。
最終&最高レートは2137で初の2桁順位なので嬉しいです


それでは使用したパーティを紹介していきます

【個別解説】

ラッキー@しんかのきせき
地球投げ/タマゴ産み/小さくなる/みがわり
特性 自然回復 性格 臆病
努力値 0-0-252-0-4-252


いわゆるループする気ないポケモン
零度スイクンフシギバナ・身代わりクレセリアナットレイニンフィアオニゴーリ等の対策として採用、今季のラッキーは最速のみがちいラッキーを使っていました。Sに極振りする理由ですがこれはスイクンクレセリア等の微妙な素早さ調整を崩すためです。一撃技や補助技読みで上から身代わりを貼れれば試合を一気に有利に持っていくことが可能です。見ての通りの極端な技構成の為にゴーストには手も足も出ず、避けなければ物理相手に何もできずに起点になることを許してしまいます。運がよければガルーラ等の物理ポケモンに勝つことも可能ですがやはり不安定なのでリスクとケアを考えつつ戦わないと扱いは難しいポケモンだと感じました。普通のラッキーに比べDがかなり柔らかいので特殊相手に押し負けてしまうことも少なくはなかったです。

グライオン@どくどくだま
みがわり/まもる/地震/ハサミギロチン
特性 ポイズンヒール 性格 陽気
努力値 228-4-20-×-4-252


今季も最速グライオンを使っていました。最速にする理由としては受けルミラー意識、準速ガブを抜ける、最速でないメガサーナイトを上から殴れるなどのメリットがあります。Bは心許ないので数値で受けにいくというよりはTODを仕掛けて相手を詰ませていくポケモン。鉢巻龍には対面で上からみがまも展開を仕掛けられるのが強かったです。飛行技ではなくハサミギロチンという最強の運ゲー技を採用した理由は他のポケモン達でハッサムに何一つ有効打がないため。ガルーラボルトロスマンムーに弱いため選出する機会はあまり多くなかったです。めざ氷持ち襷ガルドが増えたことにより安直にガルドへの受け出しが難しくなったのも向かい風でした。

ヤドラン@ヤドランナイト
ねっとう/なまける/でんじは/てっぺき
特性 再生力 性格 図太い
努力値 244-×-156-4-100-4


Dに厚めのテンプレメガヤドランです。役割対象はバシャーモメガリザードンXパルシェン、鉢巻龍、ガルーラファイアローマンムー等の強力な物理アタッカーがメインになります。圧倒的な物理耐久に見えるかもしれませんがメガ前後出しでは鉢巻龍には勝てなかったり、ガルーラへの後出しでグロウパンチを詰まれると受からない等インフレしている火力環境について行けない感じはしました。また、HDアロー・鬼火バシャーモ・チョッキマンムー・印パルシェンといったような本来有利なはずのポケモンにも押し負けてしまうことも多かったのであまり過信は出来ないポケモンです。このような欠点はありますが、役割対象のポケモンを見たら基本は出していたので選出率は高めでした。

バンギラス@イバンのみ
かみくだく/イカサマ/おいうち/ねむる
特性 すなあらし 性格 慎重
努力値 252-44-4-×-204-4


S9以来ずっと愛用をしているイバン眠るバンギラスを今季も懲りずに使用をしていました。癖があるポケモンですが役割を安定して遂行してくれる仕事人。このポケモンについての使い方は別記事でまとめましたので良ければそちらをご覧ください。
【受けループ考察1】イバンバンギラスの色々 - シーモアのポケモン日記

ゲンガー@ゲンガナイト
たたりめ/ヘドロ爆弾/催眠術/みがわり
特性 ふゆう 性格 臆病
努力値 0-0-0-252-4-252


誰も幸せにならないポケモンである素催眠ゲンガーです。受けループには相性が悪い&運依存なので今迄このゲンガーを構築に入れることは少なかったと思います。しかし、実際に組み込んでみると受けループとの相性は悪くなかったです。このポケモンを採用した理由の1つ目にはモロバレルのキノコの胞子との相性の良さ、2つ目には素催眠ゲンガーであることが警戒されないので相手の催眠対策枠(主にスカガブなど)を構築単位で呼びにくい、3つ目には辛い並びに対しても催眠運ゲーで無理矢理の勝ち筋を見出すことができる(重要)誤魔化し枠として優秀などの理由があります。マリルリ+ゲンガーやヘラクロス入り等には積極的に選出をしていました。対ガルーラがあまり安定しなかったので不安に感じたら身代わりを道連れ等に変えても良いと思います。

モロバレル@くろいヘドロ
クリアスモッグ/ギガドレイン/イカサマ/キノコのほうし
特性 さいせいりょく 性格 図太い
努力値 156-×-204-×-148-×


この構築のMVPポケモンジャローダキノガッサギルガルド・水ロトム・メガギャラドスが主な役割対象。汎用性が高く、対面構築の殆どのポケモンの攻撃を1発は耐えて胞子を当てることができます。クリアスモッグやイカサマがあるので相手の起点を防ぎつつ攻撃できるのが非常に強く感じました。また、毒守以外のギルガルドなら後出しから安定して狩れるのでとても安心感はありました。持ち物を黒いヘドロにしたのには相手の確定数をズラす他に、トリック対策として相手に負担をかける優秀な道具だったので採用をしました。刺さる範囲が広いため選出率はトップクラスでしたが、シーズン終盤になるにつれて挑発ボルトロスや身代わり瞑想スイクンが増えたのでモロバレルで勝てず苦しい立ち回りを強いられることもありました。

【選出】
選出に関しては自分の中では特に決めてませんでした。ここでは多かった選出パターンを紹介します。
1.ラッキー+グライオン+ヤドラン
←一応の基本選出です。モロバレルやバンギを出す必要性が薄いときにはこの選出をしていました。
2.ヤドラン+モロバレル+@1
←とても多かった選出。ギルガルドを見たらほぼこの選出をしてました。再生力ループで相手を疲弊させます。@1ではこの2匹で不安なポケモンに対して役割が持てる子を連れていきます。
3.モロバレル+ゲンガー+@1
主にヘラクロスマリルリ入り等に対してはこの選出が多かったです。初手のバレルで胞子→グライでギロチン連打orゲンガーの起点にする動き等もできました。
【まとめ】
このパーティは受け回すというよりも、ギリギリの耐久ラインで戦うサイクルパに近かった印象があります。運ゲー&安定はやはり強く、中盤までの勝率は高かったです。しかし、後半の高レート帯になるにつれて挑発ボルトロスやノイクン等や噛み砕くガルーラなどの構築全体で厳しいポケモンが対面構築に採用されるようになり、選出がどうしても不安定になっていき負け越してしまいました。運要素が多く、安定性に欠ける為まだまだ改良の余地があると感じました。
S13では零度スイクンや投げガルといった受けループの天敵が消えて環境も大きく変わるでしょう。来シーズンでも受けループを中心とした様々な構築で潜っていきたいと思います。

長い記事でしたがここまで読んで頂いてありがとうございました!S12お疲れ様でした!

【受けループ考察1】イバンバンギラスの色々

こんにちは(=゚ω゚)ノ今回は受けループの考察の記事となります。
S9から愛用しているイバンバンギラスについてのメリットやデメリット、また立ち回りについてまとめていきます。(ダメージ計算は面倒なので省略。感覚で書いてたりするので間違いもあるかと思います)

バンギラス@イバンのみ
慎重 252-44-4-×-204-4

噛み砕く/イカサマ/追い討ち/眠る

調整は対ゲンガー性能を重視した有名なものをそのまま使用しています。持ち物のイバンのみは「HPが最大HPの4分の1以下のときに、選択した技の優先度+0.5になる。」という持ち物です。例えばイバン圏内でバンギラスが噛み砕く、バンギにSが負けてる相手のギルガルドが影うちを打ってくる場合で考えましょう。イバン発動でバンギの噛み砕くの優先度は+0.5、影うちの優先度は+1なのでギルガルドが先制します。紛らわしい仕様で混乱しやすいので使うときは注意しましょう。
イバンギの強い点は多くのメジャーポケモンに1-1以上をとれて腐りにくいところにあると思います。
それでは各メジャーポケモンに対するバンギの立ち回りを紹介します。

・vsゲンガー

言うまでもなくバンギラスで確実に狩らないといけないポケモン。ゲンガーは型が豊富でその対処に多くの受けル使いは悩まされていますw
イバンギの場合は
A.交代際気合玉→イバン噛み砕く
B.交代際鬼火→追い討ち(倒しきれないがゲンガーに十分な負担はかかる)
C.交代際身代わり→交代or居座りでも噛み砕く安定(居座り気合玉ヒットでもイバン圏内に入る)
D.交代際催眠→厳しい。相手が強気に居座って気合玉を打てばワンチャン勝てるかもしれない

このようにラム無しの後出しでもそれなりに対ゲンガーには強いことが分かると思います。相手の選出画面にいたら積極的に選出しましょう。

・vsガブリアス

本来のバンギラスは苦手とするポケモンです。受けループに出してくるガブリアスは大きく分けて剣舞型、鉢巻型に分けられると思います。
A.剣舞型
後出し素ヤドランで受かります。バンギでも普通の地震は耐えるのでさほど怖い型ではありません。
B.鉢巻型
意地鉢逆鱗の火力は受けループにとっての天敵です。その火力は後出し素ヤドランではB特化+受け出しメガ進化でも受からない程になります。これは勿論相手も知ってる筈なので、バンギ鉢ガブ対面なら逆鱗を打ってくる可能性が非常に高いことが分かると思います。(鉢巻地震ではバンギを倒せるがメガヤドランの後出しを許してしまう)
鉢ガブの逆鱗+鮫肌×2でバンギは倒れますが、鉢ガブにもイカサマ×2で勝てます。イバンギを使う上では最悪鉢ガブと相打ちにできるということを覚えておくのは重要です。

・vsガルーラ

ガルーラバンギラスの偶発対面はよくあると思いますがイバンギならば高い確率で1-1交換以上を取れます。
相手がグロパンを積んでくる→イカサマで相手のガルーラはほぼ瀕死。削りきれない場合はイバンでさらに削りにいくので勝てる。
相手が地震を打ってくる→イバン圏内に入る。イカサマ×2+砂ダメ×2で相手のガルーラは落ちる筈。
バンギのイカサマも有名になってきてるので様子見の1回グロウパンチや即スイクンバックなども多いのが難点、わりと不利な対面ではあります。

・vsボーマンダ

受けループの天敵です。型が豊富で読みにくいのが辛いところですね、選出画面でメガボーマンダがいれば大体選出されると思って構いません。
イバンを持ったバンギラスは比較的有利に戦うことができます。
相手のボーマンダの型として想定しうるのは
A.龍舞マンダ
B.特殊マンダ
C.毒羽マンダ あたりでしょうか。
Bの特殊マンダはラッキーやバンギで余裕です。Cの毒羽マンダはバンギに眠るがあるのでだいぶ粘ることがでぎす、眠るで粘って隙を見てイバンイカサマを打ち込めば勝てたりすることも多いです。
龍舞マンダに関してはシビアな立ち回りが要求されますがラムバンギでは勝てずイバンギなら勝てるポケモンです。
龍舞マンダにバンギを後出しする場合の相手の行動として
1.龍舞→地震
2.捨て身→地震
3.地震地震
を想定しましょう。3の場合では負けてしまうので注意が必要ですが、それ以外では勝つことが可能です。
「1」の場合はバンギは龍舞→地震を超高乱数で耐えるので後出しからイバンを使うことで相手にイカサマ×2が入り落とすことが可能です。
「2」の捨て身→地震もバンギはギリギリ耐えることが出来ます。相手には反動ダメ+砂ダメ+イカサマ×2が入るためマンダを落とすことができます。
このようにイバンを持たせることで対マンダ性能の信用度が上がることは分かると思います。

・眠るを持たせることにより勝てる相手とデメリット

ラムを持ってないため状態異常に弱くなるのでそれの補完としての意味が強いです。また上でも挙げたように対ボーマンダ性能が上がるというのもポイントになります。
また、毒守ガルドやノイテイや毒守ドランなどにもそれなりに強くなるというのも採用理由の一つです。(イカサマがあるのでキングシールドに怯えずにガルドの身代わりを破壊できるメリットもあります)しかし眠るを採用したことによって対マリルリクチート性能は極端に下がるのでこれらのポケモンがいたらバンギを選出するのは危険です。

・最後に
需要があるか怪しい記事ですがここまで読んで頂きありがとうございます。シーズン終盤で型バレや戦術バレも怖いのでひっそりと公開することにしました。雑な記事でしたが参考にして頂ければ幸いです

【10/12 第1回Daisuke杯優勝】アマルルガ催眠構築

10/12にゆーちょさん主催のツイキャスによる20人程度の規模のオンライン大会「Daisuke杯」で優勝しました。ゆーちょさん運営お疲れ様でした。面白い並びで勝ち上がれたので嬉しいです。それでは、この大会で用いた構築を晒していきたいと思います!


《使用した構築》
ガルーラ@ガルーラナイト
ガブリアス@拘りスカーフ
ゲンガー@ゲンガナイト
アマルルガ@気合いの襷
スイクン@ゴツゴツメット
ナットレイ@ヨプのみ

スイクンナットレイガルーラはほぼ見せポケとなります。本大会でも5試合中「ガブリアス・ゲンガー・アマルルガ」しか選出しませんでした。
今回はこの基本選出の立ち回りについて紹介していこうと思います。

《基本選出の立ち回り》
1.アマルルガが対面した相手に電磁波を入れてステロやアンコで相手の場を乱す。
2.ゲンガー降臨。みがわりや祟り目を使って対面した相手を倒す
3.ゲンガーが無理な相手が出てきたら後続のスカガブに引いて逆鱗をぶっぱする
4.相手の裏から耐久ポケモンが出てきたらそれを催眠ゲンガーの起点に、耐久ポケモンがいないならそのまま全抜きを狙っていく。

《単体紹介》
☆先発要員アマルルガ

性格 ひかえめ 特性 ゆきふらし
持ち物 きあいのタスキ
技構成 ステロ/電磁波/吹雪/アンコ
努力値 84-0-252-132-4-36

今回の構築の要となるポケモン。調整はポケモン徹底攻略のPYKさんの記事を参考にしました。詳しい調整理由が載ってますので是非ご参考にしてください。
http://yakkun.com/xy/theory/n1455
電磁波、ステロ、アンコールという起点作りとしては優秀な補助技を持ってます。また特性の雪降らしにより対面したポケモンの襷を削れる点が非常に優秀でした。(ガッサ、ゲッコウガ等の処理が後続で安定する)また、ゲンガーが苦手なボルトロスにも強いため相性が良かったです。相手の電気無効枠(ボルトロス、サンダー、ガブリアス)に強いため電磁波が決まりやすいのもアマルルガならではの利点だと思ってます。

☆礼儀の素催眠ゲンガー☆

性格 おくびょう 特性 浮遊(影踏み)
持ち物 ゲンガナイト
技構成 祟り目/ヘド爆/催眠/身代わり
努力値 0-0-0-252-4-252

普通の素催眠ゲンガー(哲学)アマルルガで乱した後に暴れてもらいます。麻痺と祟り目の相性は良く祟り目と霰ダメージでほとんどのポケモンを倒せるはずです。ヘドロ爆弾と気合玉は迷いましたが、削れたボルトロス、サンダー、ニンフィアスイクンにより負担をかけられるヘドロ爆弾を優先して採用しました。催眠術とかいうヤンキー技は当たれば強い(当然)です。このゲンガーをエースにしている以上、一定の勝率が必要なレーティングでは向かないPTだとも思いました。

☆主人公ガブリアス

性格 ようき 特性 さめはだ
持ち物 こだわりスカーフ
技構成 逆鱗/地震/エッジ/炎牙
努力値 0-252-4-0-0-252

流行?の陽気スカガブ。ガブリアスミラーに圧倒的に強い。火力が足りないのはステロダメと霰ダメで充分にカバーできているから特に気になることはなかった。使い方は相手の電気技をピンポイントで読んで後出しをして負担をかけていく、アマゲンの補完としては適役であった。また、相手のファイアローもブレバ反動+鮫ダメ+ステロで倒すという使い方もできた。

残り3匹については選出をしてないので省略することにします。

《感想・改良点の提案》
このPTは表選出はこの3匹で決めていたが裏選出が中々決められなくて困った。表選出で重いバンギラス、水ロトムギルガルドマンムーを牽制するためにスイクンガルーラナットレイを投入しました。選出回数は低かったものの見せポケとしては十分相手の選出に圧力をかけられたと思っています。(残り3体で強そうな並びがあればパクりたいので教えてくださいw)
今回は久々にギミックパらしきものを使ったのですがメインが催眠ゲンガーなのはやはり微妙、という感じですかね。この記事を見て是非アマルルガに興味を持ってくれれば幸いです。雑な記事でしたがここまで見ていただいてありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

【10/10ポケステオフ構築 ベスト8位】

10月10日に開催されたスターライトオフに流星群のメンバーとして参加させていただきました。運営の皆様、大会参加者の皆様、お疲れ様でした。
今回は45人程度のオフで予選6-1/決勝トーナメント1-1
でベスト8位とそれなりに戦えたので簡潔に構築記事を書くことしました。
それではPT紹介をします。
(努力値振りは面倒なので省略。詳しく聞きたい方はツイッターでお願いします)


リザードン@リザードンナイトY
ヤミラミ@ヤミラミナイト
キリキザン@シュカのみ
ポリゴンZ@こだわりメガネ
ヌオー@ゴツゴツメット
キノガッサ@きあいの襷<個体解説>

リザードン@リザードンナイトY
控えめCS もうか
放射/オバヒ/ソラビ/きあいだま

8戦中選出1度もしていません。とにかく選出しにくかったポケモン。語ることは特にありません、他のポケモンのほうがいい(確信)

ヤミラミ@ヤミラミナイト
図太いHBD調整 いたずらごころ
バークアウト/瞑想/鬼火/自己再生

フェアリーなどのヤミラミの障害となり得るポケモンを前2匹に潰してラスト1体で相手を詰ませるコマとして使いました。このような選出の場合レートではTODを仕掛けられてしまい遂行速度の遅いヤミラミでは負けてしまうことが多いですが、今回のオフではTODは禁止なので動きやすかったです。KPの高いゲンガー、ガルーラには強かったですがファイアローや悪巧み持ちなどが厳しい。技構成を更に変えてもよかった感じはしてます。

キリキザン@シュカのみ
意地HAぶっぱ まけんき
叩き/不意打ち/アイへ/剣舞

今回のMVP、選出率も高かったです。シュカを持たせることにより相手のマンムーを怖がらずに初手から選出することができます。また、相手のマンダにも比較的強く出て行けます。ポリゴンZが相手のゴーストを誘うので動きやすかったです。耐久に厚めのキリキザンはとても強いポケモンだと感じました。

ポリゴンZ@こだわりメガネ
臆病 HCS調整 てきおうりょく
さわぐ/トラアタ/破壊光線/悪波

火力バカ。調整はタケシズさんのブログに書かれていたものを参考にしました(丸パクリ)
http://606060105105105.hatenablog.com/entry/2015/09/16/190000

相手にゴーストがいると動きにくかったですが、ゴーストがいないPTには後ろに鋼がいる場合でも初手に出して騒ぐを連打していました。実際に相手が受け出してきたヒードランをさわぐの力でそのまま突破できたりもしたので上手く刺さったなと思います。トライアタックをまったく使わないので他の技でもいいかもしれません。選出で相手のゴースト選出を誘う役割もあります。なかなかに強いポケモン

・ヌオー@ゴツゴツメット
のんき HBぶっぱ てんねん
地震/熱湯/あくび/自己再生

テンプレのゴツメヌオー。レート環境にはあまりいないポケモンですが刺さっている印象を受けました、選出率は高かったです。決勝トナメでは草結び持ちのボルトに突破されましたがそれ以外のボルトロスには滅法強いです。あくびはキザンの起点を作ったり、ガッサの全抜きを助けたりと使いやすい技でした。耐久値がシビアすぎるので物理にさえ後出しが出来ないのが悩ましいところです。今後もヌオーは他のPTでも使っていきたいです。

キノガッサ@きあいの襷
意地ASぶっぱ テクニシャン
タネガン/マッパ/岩封/胞子

テンプレの襷ガッサ。特に言うことはないですが、大体のポケモンに対して1-1交換以上のアドを取れるので非常に使いやすかったです。選出率は高めでした、高耐久の草タイプがいるときは選出しませんでした。

このPTは流星群主催のマスターズでも同じようなものを使ってたので、それを少し改良して使ってみました。あまり考えずに作ったPTだったのですが意外と良い勝率でオフを終えることができたのは素直に嬉しいです。自分の読みに頼ってシビアな耐久のポケモンで勝ちを拾いに行くようなパーティも久々に使ったので楽しかったです。

【S11シングル使用構築】モロバレル入り受けループ【最高レート2122】

S11では慣れている環境である「受けループ」構築を使っていました。
上位のレートは多少インフレしてましたが最高レートが2122と初のレート2100超えを達成出来たのは嬉しいです。他の方の参考になればと思いこの度記事を投稿しました。
f:id:yunapoke:20150917064246j:image
<使用した構築とその解説>
ラッキー@しんかのきせき 
性格 ずぶとい 特性 しぜんかいふく
実数値 335-×-62-55-148-70
技構成 タマゴうみ/ちきゅうなげ
            どくどく/でんじは
受けループの王道を征く特殊受けポケモン。メガリザY、サザンドラゲッコウガウルガモスを受けるためには欠かせない枠になります。毒毒は耐久サンダーやポリゴン2を崩したりスイクンに毒を入れて素眠りに追い込むのに役立ちました。対策されて荷物になることも多かったです。ロトムのトリックにはご用心

グライオン@どくどくだま
性格 ようき 特性 ポイズンヒール
実数値 179-116-148-×-96-161
技構成 みがわり/まもる
            じしん/ハサミギロチン
受けループの苦手なポケモンを見てくれて無理矢理TODの勝ち筋を作ることができる最強のポケモン。役割対象はギルガルドナットレイヒードランブラッキーハッサムヘラクロスあたりです。今期は陽気最速の個体を運用していました。Sに割くことにより強気な後出しが難しくなりますが、準速ガブの上から身代わりを貼れたりガルーラ相手にギロチンの試行回数を稼げたりと役立つ機会も多かったです。

ヤドラン@ヤドランナイト
性格 ずぶとい 特性 さいせいりょく
実数値 201-×-166-124-109-51
技構成 ねっとう/でんじは
            てっぺき/なまける
ほぼ全ての物理ポケモンを止められる最強の物理受け(大嘘)バシャーモリザードンX(読み間違えてYであっても臆病ソラビ1発は耐えるためケアできる)マニューラあたりに強いです。
今期はHDファイアローや地割れマンムーが流行り動きにくく感じました。ガルーラに突破されることも多かったです。
メガ前だと鉢巻龍に対して後出しが効かないのでメガ進化するタイミングには注意しましょう。

バンギラス@イバンのみ
性格 しんちょう 特性 すなおこし
実数値 
技構成 かみくだく/おいうち
            イカサマ/ねむる
汎用性の高いイバン眠る持ちバンギラス。一見奇形に見えるかもしれませんがゲンガー、マンダに対しての処理は比較的安定したのでこの型を愛用していました。イバンギの使い勝手については別記事で書こうと思います。

ゲンガー@ゲンガナイト
性格 おくびょう 特性 ふゆう
実数値
技構成 シャドーボール/ほろびのうた
            まもる/みちづれ
受けループにおける対害悪枠、誤魔化し枠。ジャロゴーリに対しては零度を1回避ければ滅びとみちづれを合わせることによりオニゴーリを逃がさず狩れるので勝率は悪くなかったです。ガルーラに対しても滅びを使うことにより確実な1-1交換を狙うことができました。最速ではないので相手のゲンガーに弱いのが難点

モロバレル@くろいヘドロ
性格 おだやか 特性 さいせいりょく
技構成 クリアスモッグ/キノコのほうし
            ギガドレイン/イカサマ
広く浅く相手に負担をかけていく枠という認識、誤魔化し性能は高いです。マンダ入り以外には初手に出しやすい。ジャローダキノガッサ、ミトムを見たら確実に選出します。受けループ対策の襷ガルドに強く出れるのもいい感じでした。このPT自体がボルトを誘いやすいので、催眠を撒いて試合を有利に進められました。くろいヘドロによりトリックに強いのもいいところ、叩き持ちマリルリには勝てないので立ち回りには気をつけましょう。