【S11シングル使用構築】ミミゲン封殺攻めループ【最高&最終2121】

久しぶりの記事更新です
結果
TN にしずみみほ(1ロムのみ)
最高&最終 2121 (286勝214敗)
最終順位 24位

S11お疲れ様でした!今期はミミッキュ入りの受けループを使って目標としていた2100↑のレートを達成することができました。
使用した並びはこちらになります。

パーティー紹介

ゲンガー@ゲンガナイト
技構成
たたりめ ほろびのうた
みちづれ まもる
特性
のろわれボディ→かげふみ
性格
おくびょう
努力値・実数値
メガ前164(228)-×-80(0)-150(0)-98(28)-178(252)
メガ後164(228)-×-100(0)-190(0)-119(28)-200(252)
解説
HSベースのメガゲンガーでこの構築のエースです。
初手で出す場合は守るから入ることにより相手の型を判別できます。受け重視のパーティーでは情報アドは戦略を立てる上ではとても重宝します。
裏のポケモン達で受け回すのが難しそうなら守った後にそのまま道連れ&滅びにより対面の1匹持っていく、裏のポケモンで受けられそうであれば引くという動きをすることができます。
追い討ち枠がパーティーにいないので相手のメガゲンガーが重く、シャドーボールを採用したいところですが今回は祟り目を採用しました。
このパーティーのラッキー・エアームドドヒドイデ受けポケモンであると同時に、スリップダメージや状態異常を撒くことに撤するクッションとしても扱えることを強く意識した構成にしています。
状態異常やスリップダメによりゲンガーやミミッキュの攻撃圏内に入れることで、受けポケモン達が崩されても挽回できる状況を作り上げることができます。
また滅びの歌と守るによりオニゴーリやミラーなどにも強く立ち回ることができました。
この構築のゲンガーは今期で初めて使ったのですが、抜きエースにも堅実な詰め要員にもなれる柔軟なポケモンであり使ってて楽しかったです。
(ヘドロウェーブゲンガー持ってないからヘドロ爆弾持ちをあまり使いたくない・・)

ミミッキュ@ゴーストZ
技構成
じゃれつく シャドークロー
かげうち つるぎのまい
特性
ばけのかわ
性格
ようき
努力値・実数値
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
解説
前期増えていたジャラランガを牽制でき相手のゲンガーにも弱くないので、アローラ最強のミミッキュを潰し枠として採用しました。
持ち物がゴーストZの理由はゲンガーでは削りにくい鋼タイプ(ヒードランナットレイテッカグヤギルガルドなど)へ致命傷を与えるのが目的です。
受けループへの崩しとして採用されやすいウルガモスや、型が分からないリザードンにも対面ゴーストZを打つことで大ダメージを与えられたので持ち物はこれで良かったと思います。
先発に出すよりは後ろに控えさせて、受け回しが厳しい時に化けの皮で補助をするor剣舞で全抜きをするというように動きを状況を判断しなから選択できる強みがあります。
守るゲンガーと合わせることでミミッキュが止まるポケモンをゲンガーでキャッチ→ミミッキュを通すという動きもできます。

ラッキー@しんかのきせき
技構成
ちきゅうなげ どくどく
でんじは タマゴうみ
特性
しぜんかいふく
性格
ずぶとい
努力値・実数値
332(52)-×-62(252)-×-151(204)-70(0)
解説
いつも使っているBD振りラッキー
眼鏡を持ってないカプテテフのショックを2耐えできるほどのB、DはC4↑アーゴヨンのドラゴンZを耐えることができるくらいには唯一無二の高いスペックを持つポケモンです。
ステロやスキスワも入れたかったのですが、電気や地面や耐久ポケへの毒毒、鋼や毒や高速アタッカーへの電磁波とこの構築では状態異常を撒くことに特化していたので技構成は毒電磁に落ち着きました。
ゲンガーやリザXなど構築単位で厳しいポケモンには無理矢理居座って電磁波を入れてから潰し枠で処理をすることもありました。
ラッキー単独で特殊を受けるのは現環境では厳しいので、両受けついでに状態異常を撒けて相手を削れるポケモンと認識を改めたほうがいいかもしれません。
(今期の序盤はゲンガーへの殺意からスキスワ電磁波いやしのこころラッキーという地雷を使ってましたが、ゲッコウガに凍らされ突破される微妙なポケモンだったので闇に葬りました。)

エアームド@ゴツゴツメット
技構成
ドリルくちばし ちょうはつ
てっぺき はねやすめ
特性
がんじょう
性格
わんぱく
努力値・実数値
172(252)-100-211(252)-×-90-91(4)
解説
メガボーマンダ、メガギャラドスメガメタグロスなどの強力なメガ枠を削ってもらうポケモンとして鋼枠のエアームドを今回も採用。
ちょうはつはカバルドングライオン、呪いミミッキュボーマンダなどを意識して入れています。ノーウェポンムドーだと相手の挑発持ちで試合が終わりかねないので攻撃技は抜けませんでした。
今期は半分回復木の実意識なのか、はたきおとすを持っている物理アタッカーが多く、ゴツメを落とされてそのまま突破されてしまうことも多かったのが辛いところです。物理受けとしてムドー1匹では不安ですが、ドヒドイデや潰し枠と合わせて戦うと強いポケモンでした。

ドヒドイデ@こおりZ
技構成
ねっとう くろいきり
トーチカ じこさいせい
特性
さいせいりょく
性格
ずぶとい
努力値・実数値
157(252)-×-224(252)-73(0)-163(4)-55(0)
解説
こおりZ持ちのHBドヒドイデ
単に炎タイプを止める役割だけではなく、ラッキーと合わせてギルガルドテッカグヤなどの鋼タイプ相手にも受け回すことができます。効果抜群特殊技でもない限りまず一撃では倒されない優秀なタイプを持つポケモンです。(今更な情報)
トーチカは剣舞をしてくるリザードンミミッキュに対して毒毒を入れることや、無償でとんぼ返りをさせないことを目的として採用しています。
Zくろいきりは手がつけられなくなった積みアタッカーに対して一度ステータスを戻して全回復をする強力な技で、何度も逆転の機会を作ってくれました。Zを持つことではたきおとすやトリック持ちにも強く立ち回れるのでその恩恵を受けることも多かったです。

グライオン@どくどくだま
技構成
じしん、こおりのキバ
つるぎのまい、はねやすめ
特性
ポイズンヒール
性格
いじっぱり(A↑C↓)
努力値・実数値
179(228)-138(84)-146(8)-×-111(128)-123(60)
解説
S6、S7に続き今期も剣舞グライを使用、受けポケ兼第3の潰し枠です。
Aはメガルカリオや大体のゲンガーを地震で一発で落とせるほどの火力で、DはCSゲンガーの祟り目を確定耐え、Sは準速ガッサ抜きです。
役割対象はギルガルド、コケコ、ランドロスグライオンキノガッサなど。
剣舞と羽を繰り返すことで有効打のないテッカグヤは起点にすることができます。
今期増えていた身代わりうちおとすビルドランドといったエアームドで受けにくいランドロスとも戦うことができたので環境に刺さってた(?)のかもしれません。
このポケモンとゲンガーを合わせることで受けサイクルにはかなり強気に立ち回ることができました。
身代わりを切った型にしたことでギルガルド入りに安定しなかったのが反省点ですね。

選出
1.ラッキー+エアームド+ドヒドイデ
一番安定して強い選出です。ゲンガー入り、ジャラランガ入りなど、この3匹で勝てるビジョンが全く見えない相手に対しては他の選出をします。慣れてくると相手の潰し枠に対してもプレイング次第ではこの選出で勝つことができます。
2.ゲンガー+ミミッキュ+ラッキー
受け選出で勝てなそうな時はこちらの選出をすることが多かったです。初手のゲンガーで様子を見つつラッキーに引いて状態を撒く、その後ゲンガーで対面のポケモンと後続を倒してミミッキュで詰めるという流れが強いです。
3.ラッキー+ムドー+潰し枠
カバルドン入りはゲンガーでもミミッキュでも初手に置きたくないので、ラッキーを絡めた受け選出にします。後続には潰し枠を1匹置いて受けをサポートします。
4.ゲンガー+グライオン+ミミッキュ
対受けループなどへの選出、ゲンガーで守って後ろに引いてからグライオンミミッキュを止めてくるポケモンをキャッチしてどちらかを通します。

選出に迷いに迷ったらラキドヒムドーを出すのが一番勝率高くなる気がします。

感想
長い稚拙な記事でしたがここまで読んで頂きありがとうございました。
この構築そのものは最終日3日前くらいに即席で組んだものなのですが、上手く改良を重ねて形になり満足のいく結果を残すことができてよかったです。
この構築記事が受けループや受けサイクルを使う人達にとって参考になれば嬉しいです。
来期も時間があればシングルレートに潜ると思うので今後ともよろしくお願いします。
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9月30日(日)に僕が所属しているポケサー流星群主催のシングルバトルの対戦オフ会「第6回MASTERSオフ」が東京で開催されます。まだまだ参加者募集していると思いますので、興味がある方は以下に大会概要のリンクを貼っておきますので読んでみてください。
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