【S3シングル8位・9位】叛逆の抜け殻ループ【最高・最終レート2172】
はいはいどーもシーモアでーす!
S3では「グライオン抜き」の受けループを使ってレートで結果を出すことを目標にしていました。今期はマンダ入りなども色々試していたのですが、その中でもヌケニン・ヤミラミ入りの構築で結果を出すことができたので紹介をしていこうと思います。
シーズン3結果
メインロム TN シーモア
最高レート2171 最終レート2171
最終順位 9位
サブロム TN ヒルネリア
最高レート2172 最終レート2172
最終順位 8位
ラッキー@しんかのきせき
技構成
ちきゅうなげ、スキルスワップ
どくどく、タマゴうみ
特性
しぜんかいふく
性格
ずぶとい(B↑A↓)
努力値・実数値
332(52)-×-62(252)-×-151(204)-70(0)
今回は特殊受け枠としてスキルスワップを覚えたラッキーを初めて使用しました。スキルスワップを使うことでメガゲンガーの影踏みを奪って後ろに引くことができたりするので、追い討ち枠のいない今回のパーティにはとても相性が良かったです。
他にもスキルスワップを使うことで、スキン勢の火力を減少させたり、虫Zガモスに安定して勝てるようになったり、マジックガードを奪って状態異常を入れたりと役立つ場面は意外と多かったです。
エアームド@ゴツゴツメット
技構成
ドリルくちばし、ちょうはつ
てっぺき、はねやすめ
特性
がんじょう
性格
わんぱく(B↑C↓)
努力値・実数値
172(252)-100-211(252)-×-90-91(4)
前期と同じエアームドを使用。エアームドだけに限らず耐久ポケモンは自分の役割を遂行することが最も大事だと思っているので、物理竜舞マンダに最も厚いこの技構成になりました。ドリルくちばしを採用している理由については前記事をご覧下さい。役割破壊に弱く、ガブやマンダから不意に飛んでくる炎技で崩されることも多かったです...
ドヒドイデ@くろいヘドロ
技構成
ねっとう、じこさいせい
くろいきり、トーチカ
特性
さいせいりょく
性格
ずぶとい(B↑A↓)
努力値・実数値
157(252)-×-224(252)-73(0)-163(4)-55(0)
サークルの友人の絵師から頂いたきたないかわいらしいドヒドイデのイラストです。
役割対象はミミッキュ、リザードン、バシャーモ等の地面タイプ意外の物理全般や、低火力の特殊など非常に幅広いです。
今期は「守る+接触攻撃をしてきた相手を毒にする」という面白い専用技のトーチカを採用してみました。トーチカは積んできた物理アタッカーに対して毒を入れることができたり、様子見をしてヘドロ回復量や毒ダメージを稼いだりと、汎用性の高く使いやすい技でした。
ヌメルゴン@たべのこし
技構成
10まんボルト、かえんほうしゃ
ねむる、ねごと
特性
そうしょく
性格
ひかえめ(C↑A↓)
努力値・実数値
193(220)-×-94(28)-178(252)-171(4)-101(4)
今回のパーティの地雷枠であるねむねごヌメルゴンです。
このヌメルゴンの型はよっしーさんのブログの構築記事【JKぬめぬめヌメループ】を参考にしました。
http://sleepydragon666.hatenablog.com/entry/2015/03/09/004938
役割対象はジャローダ、ビビヨン、ロトム、ドヒドイデ、ブルル、ナットレイ、ヒードラン等になります。
「ゲンガーに弱くなく、ジャローダやプルルドヒドイデに隙を見せない。」という条件を満たしていたので採用に至りました。
毒で崩してくるようなポケモンに対しても強く、相手の宿り木の種も草食で無効にできます。選出回数はそれほど多くはなかったものの出した時には活躍してくれました。
ヤミラミ@ヤミラミナイト
技構成
イカサマ、おにび
じこさいせい、ねこだまし
特性
いたずらごころ→マジックミラー
性格
しんちょう(D↑C↓)
努力値・実数値
メガ前 157(252)-95(0)-96(4)-×-128(252)-70(0)
メガ後 157(252)-105(0)-146(4)-×-183(252)-40(0)
受けループで有名な実況者のかばやきさんの動画シリーズ『俗・SMでも受け続けるシングルレート』を参考にして育成したポケモンです。ギルガルドやゲンガー等のゴーストポケモンに強い他に、ヌケニンが苦手なステルスロックを特性のマジックミラーで反射するという役割も担っています。振り方がHDなのはパーティ全体で重いギルガルドに強くするためです。ねこだましは安全にメガ進化をすること、襷を破壊すること、毒のターンを稼ぐことなどを意識して入れています。ステロ展開のパーティが多く環境に刺さっているように感じました。
ヌケニン@きあいのタスキ
技構成
かげうち、おにび
どくどく、まもる
特性
ふしぎなまもり
性格
さみしがり(A↑B↓)
努力値・実数値
1-156(252)-×-×-×-92(252)
同じくかばやきさんの実況動画を参考にして育成したポケモンです。受けループ対策として有名な霊獣ボルトロス、ルカリオ、オニゴーリなどを特性で完封することができます。また襷を盾にして有効打のある相手に対しても居座り、鬼火や毒を入れて裏のサイクルの負担を減らすという役割もあります。砂嵐やゴツメダメで何もできず倒されることも少なくなかったので、ぼうじんゴーグルやぼうごパット等の持ち物も試してみたいと思いました。
選出
相手のパーティに合わせて柔軟に6匹の中から3匹を選出します。基本選出はありませんが、よく出す3匹についていくつか紹介をしておきます。(いつもの)
・ラッキームドードヒドイデ
この3匹は相性補完がよく取れており、7世代の受けループでは一番強い選出だと思っています。相手にボルトチェンジ持ちやゲンガーがいなそうなら、積極的にこの選出をしたほうが勝率は高いです。
・ヤミラミヌケニンドヒドイデ
ヌケニンを選出する場合の最も強い並びです。ヌケニンの苦手やゴーストや炎をヤミラミとドヒドイデで見て、ドヒドイデの苦手なエスパーや電気をヌケニンで見ます。この選出は地面ポケモンが重いのでサイクル中で鬼火を入れることが重要です。トーチカや守るで相手の技を確認しながら立ち回ることを意識します。
・ヤミラミラッキー+ヌケニンorヌメルゴン
主にゲンガー入りに対してはこの選出をする必要があります。ラッキーはスキルスワップで影踏みゲンガーから逃げられるので、ヤミラミやヌメルゴンに引いて処理をしましょう。この選出ができないゲンガー+バシャーモorミミッキュの並びは、ドヒドイデがゲンガーにキャッチされるので大体負けていました・・
感想
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
まず一つ謝罪をすることがあります。実は今期使っていたラッキーとヌケニンに関してなのですが、実際に使っていた個体は上で書いた努力値のものではなく、ラッキーに関してはDにほとんど努力値が振れておらず、ヌケニンに関してはほぼ無振りの状態でレートでずっと使用していました・・(絶望)
これを構築記事を書いてる時に気づいたので時既に遅しでした。(最終日だけ努力値を振り直した個体を使用しました。)まあ努力値振らなくても多少は何とかなるということです(反省しろ)
上記のラッキー・ヌケニンに関しては理想値であり、実際にレートで使用した個体とは違う(上位互換)だということを、誤解のないように名言しておきます。
その話はもう忘れるとして、ヌケニンとヤミラミの構築は今シーズンで初めて使ってみたのですが、動きが独特で非常に面白かったです。受けループ対策ポケモンをヌケニンで完封するのは最高に気持ち良いです。今期は今までのシーズンと比べて比較的上位層のレートの伸びが悪かったシーズンだと思うのですが、その中でも良い結果を出すことができたので、とても満足しています。シーズン最終レートが1ページ目に載れたのは初めてだったので嬉しいです!
今期シングルレートで対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました!
ポイント上げやパーティ育成を手伝ってくれ、応援してくれた流星群のみんなもありがとう。
シーズン3お疲れ様でした!!