【S7シングル使用構築】復活のヤミヌケループ【最終&最高2108】

シーズン7お疲れ様でした
ジャラランガZやアーゴヨンなどの新規要素により受けルには厳しい環境になったと思いましたが、終わってみれば受けルでも結果を残している構築がいくつもあり、まだまだ戦っていけるなという印象を受けました。
(さっさと滅びろとか言わないでね)
自分は今期は新要素の特にないヌケニン&ヤミラミ構築を久々に使っていました。
調整は過去記事のものと全く同じで雑な構築ですが、良ければ見ていってください。

(XYのトレーナーかわいい...かわいくない?)

個別紹介


ヤミラミ@ヤミラミナイト
技構成
イカサマ、おにび
じこさいせいかげうち
特性
いたずらごころ→マジックミラー
性格
しんちょう(D↑C↓)
努力値・実数値
メガ前 157(252)-95(0)-96(4)-×-128(252)-70(0)
メガ後 157(252)-105(0)-146(4)-×-183(252)-40(0)

HDメガヤミラミ
ヌケニンが嫌いなステルスロックを反射するのと、ゲンガーやギルガルドを倒すことが主な役割です。
今回の構築では猫騙しを抜いて影打ちを採用しました。影打ちは微妙に体力の残っているメガゲンガーミミッキュギルガルド等を仕留める為に採用しています。
あまりにも火力が無かったので不意打ち採用でも良かったかもしれない。(遺伝するのを忘れていた)
ヤミラミ猫騙しが有名(?)になったせいかリザ対面でも相手が後ろに引いてくることが多かったので、猫騙しが無くても困ることはあまりなかったです。
あまりレートでは見かけないポケモンですが普通に強いポケモンなので、興味のある方はぜひ使ってあげてください。

ヌケニン@きあいのタスキ
技構成
かげうち、どくどく
まもる、うらみ
特性
ふしぎなまもり
性格
さみしがり(A↑B↓)
努力値・実数値
1-156(252)-×-×-×-92(252)

今回のヌケニンはしっかり努力値が振られています。パーフェクトヌケニンと命名しよう。
防塵ゴーグルを持たせて少し回してみたこともあるのですが運用がシビアすぎて、結局のところは襷が最高だなという結論に至りました。
また、今期は「うらみ」という技を採用してみました。
レートでほとんど見ない技ですが、うらみは「相手が直前に使った技のPPを4減らす」という効果があります。
スイクン、ギロチングライなどのヌケニンに有効打はないが処理しにくいポケモンを、PPを削ることにより安全に見れるようになります。
相手のパーティを見てヌケニンに有効打が無さそうなポケモンが3匹以上いれば、積極的に選出しても良いと思います。


ラッキー@しんかのきせき
技構成
ちきゅうなげ、でんじは
どくどく、タマゴうみ
特性
しぜんかいふく
性格
ずぶとい(B↑A↓)
努力値・実数値
332(52)-×-62(252)-×-151(204)-70(0)

普通のBD振りきせきラッキーです。
今期の構築では今までスキルスワップを入れていた枠に電磁波を入れました。
電磁波の採用理由はアーゴヨンに麻痺を入れて、後ろのポケモンで倒せるようにするためです。
毒・電磁波という状態異常を撒けるので腐りにくく選出率も高かったです。


エアームド@ゴツゴツメット
技構成
ドリルくちばし、ちょうはつ
てっぺき、はねやすめ
特性
がんじょう
性格
わんぱく(B↑C↓)
努力値・実数値
172(252)-100-211(252)-×-90-91(4)

いつものエアームド
ギャラドスボーマンダのKPは高く、それらの物理ポケモンに強いこのポケモンは外すことはできませんでした。
ラッキーでミミッキュに電磁波を入れた後にエアームドを後投げすることでゴーストZでも比較的安定して倒すことができます。


グライオン@どくどくだま
技構成
じしん、こおりのキバ
つるぎのまい、はねやすめ
特性
ポイズンヒール
性格
いじっぱり(A↑C↓)
努力値・実数値
179(228)-138(84)-146(8)-×-111(128)-123(60)

S6にも使っていた地雷枠の剣舞グライオン
調整の詳細などは前記事を見てもらえばと思います。
流行っていたカバマンダガルドの並びや対受けループにも強めなので採用をしました。
剣の舞のPPは高いためグライオンミラーにも強く、相手がギロチンを持っていなければ完全に起点にすることができます。
羽休めとポイズンヒールグライオンとしての最低限の役割を担いつつ、積みによる崩しを行うことができるこのポケモンは非常に扱いやすかったです。


ドヒドイデ@こおりZ
技構成
ねっとう、じこさいせい
くろいきりトーチカ
特性
さいせいりょく
性格
ずぶとい(B↑A↓)
努力値・実数値
157(252)-×-224(252)-73(0)-163(4)-55(0)

ヤミラミヌケニンと相性補完が抜群のドヒドイデ
トーチカで相手の技を見ながらヌケニンとサイクルを回すと強力です。
今回の構築ではこおりZを使って回していました。
Zくろいきりは「相手のステータスを元に戻す+体力全回復」という強力な効果を持った技です。挑発を入れられた後もZ技なら関係なく打てるので、この技で起点を回避することができます。
剣舞リザXや剣舞雷パンチバシャーモを受けきれるような耐久力はないため扱いには注意が必要です。

選出
決まった選出はありません。選出画面を見て刺さっていそうな3匹を選出しましょう。
(ヌケヤミの基本選出の使い方についてはS3の記事をご覧ください)
場合によっては選出択になったり、あるポケモンの特定の技を切る選出をすることも必要になってきます。
以下、よく選出するパターンと戦い方について簡潔にまとめてみました。

1.ラッキー、エアームドドヒドイデ
→7世代受けルの基本選出。これが最も安定するので、まずこの選出をして勝算がありそうかどうかを考えるようにしましょう。

2.ヤミラミヌケニンドヒドイデ
→相手のパーティにレヒレやテテフがいる場合は[1]の選出よりは安定します。ドヒドイデのトーチカで様子を見ながらヌケニンとサイクルを回しましょう。ゲンガーが見えたらヤミラミの選出はほぼ必須です。

3.ラッキー、ドヒドイデヌケニン
→ラッキー・ドヒドイデの2体の並びが刺さっているが、レボルトやデンジュモクなどで崩されそうな時にはこの選出をします。リザードン入りに対してもドヒドイデヌケニンを選出すれば多少は安定します。

4.ヤミラミグライオン、@1
→対受けループ、対カバマンダガルドなどにはこの選出をします。相手の受けループへの対処法はこのグライオンエアームドを凍らせるぐらいしかないので厳しかったです。最悪ドヒドイデヤミラミグライオンでPP切れ勝負にまで持ち込むことも可能。

5.ドヒドイデエアームドヌケニン
→対分身バトン用。積みをドヒドイデで圧力をかけつつ分身バトンエースはエアームドヌケニンで止めます。

受けループでは並びの使い方を覚えるよりも、1匹1匹の受けポケモンの役割範囲を理解することが最も大事だと思っています。

感想
以上が今期使っていた構築の内容になります
ヌケヤミ構築を本格的に使ったのはシーズン3以来で久々だったのですが、無事目標にしていた2100を達成することができて良かったです。

『人がやらない、やりたくないことを進んでやってみる。最初は博打と変わらない貧相でちっぽけな石ころかもしれませんが、幾重もの経験でコーティングすることにより、それは胸の中で立派な真珠へと変わるのです。』
これは僕が尊敬する、あるポケモントレーナーの言葉。
自分が使っているポケモンを信じて経験を積みトレーナーが強くなることで、ポケモン達もそれに応えてくれると僕は思っています。

S7で対戦して頂いた方々ありがとうございました。次シーズン以降もよろしくお願いします。
何か構築に関して疑問がありましたら、ツイッターかこのブログにて気軽に質問してください。