【剣盾S7シングル構築】リザードンと愉快な仲間たち【最終64位】
わこつです
ポケモンの記事を書くのは約2年ぶりになるらしい。
今シーズンでは
・8世代夢御三家の解禁
・鎧の孤島DLCでの教え技解禁
・切断バグ消滅
など環境や対戦システムが大きく変わりモチベが上がったので、ランクマの為にサブロムを購入し、序盤からシーズン最終順位2桁を目標にして潜りました。
【結果】
TN Ryugu Rena(最終64位)
TN シーモア(最終1000位くらいまで闇落ち)
【構築経緯】
幅広い範囲に対応できるドヒドイデ・ピクシー・アーマーガアの受けの並びから組み始めました。
エースバーン受けがドヒドイデだけでは不安だったのと、電気の一貫が気になったのでヌオーを採用しました。
崩し枠は色々試した結果、相手の受けを許さず、数的有利を取りやすいキョダイリザードンにしました。
最後の枠にはパーティ単位で重かったストリンダー、リザードン、ゴリランダーなどに強いヌメルゴンを採用しました。
【パーティ紹介】
ドヒドイデ
特性 さいせいりょく
性格 ずぶとい(B↑A↓)
持ち物 くろいヘドロ
努力値 H252B252S4
技構成
ねっとう どくどく
みがわり じこさいせい
エースバーン、ギャラドス、ミミッキュなどへの物理受け&毒みがまもで削りを入れられる、みがわりドヒドイデを使っていました。
相手の低速受けポケモン(ナットレイ、ドヒドイデ等)を起点にして相手のパーティに毒を撒き、試合を有利を進めることができます。
エースバーン対策の為に努力値はHBに振り切りましたが、思念の頭突きを覚えたエースバーンも多く安定はしませんでした・・
毒毒が一度でも入ればロトムなどの不利なポケモンでさえ、みがわりで体力を削れるのは強かったです。
ピクシー
特性 てんねん
性格 おだやか(D↑A↓)
持ち物 たべのこし
努力値 H252D252B4
技構成
ムーンフォース かえんほうしゃ
まもる ねがいごと
トゲキッス、アシレーヌ、ドラパルト、ロトムなどの特殊受けポケモンです。天候に左右され回復量が変わる「つきのひかり」よりも、PPが多く安定して回復できサイクルも補助することができる「ねがいごと」を回復技に選びました。
他のポケモンで毒を入れていれば、トゲキッス相手には「まもる」「ねがいごと」を交互に打つことで倒せますが、毒が入ってない状態では怯みゲーに怯え続けないといけないのが渋かったです。
数的有利を取れていれば、無理に相手を倒さずに、積極的にTODを狙っていきました。
かえんほうしゃはドリュウズ、ナットレイへの打点として入れましたが、使う機会はあまり無かったので、瞑想に変えても良いかもしれません。
アーマーガア
特性 プレッシャー
性格 しんちょう(D↑C↓)
持ち物 タラプのみ
努力値 H252 D198 S60
(S2↑で最速エースバーン抜き調整)
技構成
ブレイブバード みがわり
ビルドアップ はねやすめ
ドリュウズ受けと見せかけて、ラプラス対策として用意した地雷ポケモンです。リドルさんの実況動画の中で紹介されていた、サンのみ持ちプレッシャーアーマーガアをパクりました。
ラプラスはあまりSに振っていない個体が多かったので、上から身代わりを貼ることで零度を回避しながらビルドアップの起点にすることができます。流行っていた鬼たたドラパルト等も起点にすることができました。
特性プレッシャーには一撃技の試行回数を減らすだけでなく、エースバーンのかえんボール(PP8)を4回攻撃を凌げば枯らせるといった利点はある一方で、ミラーアーマーではないので特殊ガルドには弱くなってしまいました。
ロトム系統がいないパーティは最終的にはこのポケモンで詰めに行くことも多く、積極的に選出していました。
ヌオー
特性 てんねん
性格 ずぶとい(B↑A↓)
持ち物 オボンのみ
努力値 H252B252D4
技構成
ねっとう どくどく
カウンター じこさいせい
パッチラゴン、ヒヒダルマ、ドリュウズなど、ドヒドイデが無理なポケモンに対して役割を持ち、エースバーンにも強い物理受けです。
毒毒は有利対面時の安定行動であり、カウンターは相手のダイマエースのHPを削る為に採用しています。
数値が足りないので、慎重にHP管理を行う必要はありますが、このポケモン1匹で見れる範囲は広く強かったです。
リザードン(キョダイマックス個体)
特性 もうか
性格 おくびょう(S↑A↓)
持ち物 いのちのたま
努力値 C252S252B4
技構成
オーバーヒート ぼうふう
ソーラービーム ねっさのだいち
相手のカバルドン展開に対して強く、相手の受けを崩すことができ、数的有利を取りやすいリザードンを崩しポケモンにしました。
キョダイマックス技「キョダイゴクエン」は技を使ってから数ターン相手のポケモンをHPを削り続け、パーティ全体を大きく消耗させることができます。キョダイゴクエンのスリップダメージは、TOD判定で有利になるだけではなく、相手のダイマックスポケモンをヌオーのカウンターで落とせるようになったりと、裏の受けポケモンのサポートにも役立ちました。
新教え技「ねっさのだいち」はストリンダー、ドヒドイデ、ウインディなどへの有効打点になり、ダイマックスが切れてからも相手の火傷を狙って裏をサポートできる優秀な技だと思います。
(S7で「ねっさのだいち」をそれなりに使ったのに、一度も火傷させてないんですけど・・)
ヌメルゴン
特性 そうしょく
性格 ひかえめ(C↑A↓)
持ち物 カゴのみ
努力値 H252 C252 S4
技構成
りゅうせいぐん アシッドボム
かえんほうしゃ ねむる
崩しと受けの両方の性能を兼ね備えた600族のポケモン、かわいい。
上記の受けポケ4体でリザードン、ストリンダー 、ゴリランダーが非常に重かったので、これらのポケモンに対してある程度受け出しができるヌメルゴンを最後にパーティに入れました。
初めはアシッドボムではなく10万ボルトを使っていましたが、かげふみゴチルゼルやアシストパワー持ちに一方的に負けるのが嫌だったので、アシッドボムに変えました。
ヌメルゴン選出した際には、裏2匹で相手するのが厳しいポケモンと対面したら即ダイマックスをして相手を倒しにいきます。並の耐久はあるのでエースバーンも、ダイマックスをお互い切って勝つことができます。
特性のそうしょくでゴリランダーの草技の一貫を切れるのが偉かったです。
【選出】
◯受け選出
1.ドヒドイデ+ピクシー+アーマーガア
2.ドヒドイデ+ヌオー+ピクシー
受け選出で勝てそうだと判断したら、このどちらかの選出をすることが多かったです。
ラプラスは受け選出では勝てないので、アーマーガアを必ず選出しました。ラプラスを起点にしたアーマーガアかリザードンで相手のパーティを崩すことを狙います。
◯vsパッチラゴン
リザードン+ヌオー+ピクシー
パッチラゴンが非常に重く、ヌオーしか対面では勝てないので、ほぼこの選出しかできません。ヌオーとパッチラゴンの対面を作れば相手は裏に引くことが多いので、そこにリザードンを合わせてダイマックスを切る立ち回りをしていました。
相手のリザードンはダイマックスさえ切らせれば、ドヒドイデやピクシーで勝てます。相手のダイマックス を何とか3ターン凌ぐことを意識して立ち回ることを意識していました。
リザードンで数的有利を取れそうであれば、初手から暴れた後に、ドヒドイデなどでTODを狙います。
【感想】
ヌメルゴンなどの個人的に好きなポケモンを使って、8世代で目標としていた最終2桁を達成することができたのはとても嬉しいです。
シーズン序盤はエースバーンやドリュウズ入りの対面構築も200戦ほど回していたので、その経験も生きて上手くメタを組み込むことができたのかなと思います。
8世代特殊受けはカビゴンやピクシーなどを使ってきましたが、ようやく輝石ラッキーが解禁されるので楽しみです。
ドラパルト+モロバレル構築とかすごく使ってみたい。
S8は今期ほどポケモンに時間は割けないと思うので、色々なポケモンを触ってみる調査のシーズンにしたいと思ってます。
対戦していただいた方々、ありがとうございました。